身長の高くない方や女性は、バイクを選ぶ基準に足つきをあげる人は多いのでは？
実際に足つきは重要な要素ですが、足つきが悪いことでバイクを諦めるのはもったいないこと。
そこで、足つきの改善方法やテクニックについて紹介したいと思う。

足つきの改善方法

バイクのローシート・ローダウン

アンコ抜きといってシートのスポンジを削る方法はあるが、素人がやるとシートが角ばってさらに足つきが悪くなる場合がある。
最近はメーカーが純正のローシート仕様を設定しているバイクも増えているので、活用するといいだろう。これで2～4cm下げられる。
そして、リアサスペンションを交換することでできるローダウン。車高そのものを下げられるので効果は絶大だ。
一方、ローダウンし過ぎるとハンドリングに影響がでるデメリットもあるので、カスタムすることで生じるデメリットも理解しておきたい。

厚底のブーツを履く

自分の足を伸ばすことはできないが、ブーツの厚さで長さを変えることはできる。ライディング用のブーツはバイクの操作性が考えられているので、足つきだけではなく、シフトチェンジも楽になる、おすすめだ。
今履いているブーツがあるなら、厚めのインナーソールに交換するのもいいだろう。足の形や靴の形状によってあわない場合もあるので一度試してみるのをおすすめする。

足つきのテクニック

停止時は注意する

足つきの悪いバイクに乗る場合、走り出す際は意識しやすいが、停止時は気が抜けやすい。信号で止まろうとしたら地面に足がつかないといったことがあるのでは。
停止線の近くはクルマがブレーキをかけるのでワダチが深くになりやすい。そのような場所で止めようとすると足がつかないとなってしまうわけだ。
これを避けるには、路面状況を見ながら、足をどこにつけるのか意識して停車するようにしよう。あえてワダチに止めて盛り上がった部分に足をつけられると安心だ。
路肩付近は砂利が浮いている場合が多いので避けたほうがいいだろう。